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アガサ・クリスティーとメアリ・ウエストマコット

読書 comments(3) trackbacks(3) aris
春にして君を離れ
春にして君を離れ
アガサ・クリスティー, 中村 妙子

アガサ・クリスティーが別名で出版している小説が6篇ほどある。別名はメアリ・ウエストマコット。

この事をつい最近知り、その1冊を読み終えた。アガサ・クリスティーといえば推理小説とおきまりの感があったがそれとは全く異なっていた。
題名は「春にして君を離れ(Absent in the Spring)」1944年の作である。

弁護士の妻ジョーンズが病状の娘を見舞った後、バクダードからロンドンに帰る途中、天候の悪化で砂漠の駅に足止めをくってしまう。その数日間、自分と家族・友人の関係を振り返りながら、自分の本質と愚かさと感じ、後悔を胸に愛する夫ロドニーの元に帰り着く・・・・との内容である。

280ページの大半は、砂漠の数日の過去を回想する場面。ジョーンズが非日常的時間と空間のなかで過去の出来事に思いをはせながら、自省し自己を知ってゆくプロセスが書かれている。人は何如に自分中心に物事を見ているのか、見たく無いものに蓋をしているのか、しあわせの裏側と自己満足など・・など。メアリ・ウエストマコットことアガサ・クリスティーがジョーンズを通じて人生とは何かを語りかけてくる。

主人公のジョーンズと夫のロドニー、息子・娘など年齢と家族構成が我が家と似たような環境にあり、時代は異なるがハットさせられることも多々、自分を見つめ直す事の大切さを感じさせてくれた小説であった。

ちなみに、ハヤカワ文庫とクリスティー文庫から出版されている。わたしはハヤカワ文庫の方を購入したのだが、わたしと同じ団塊世代の方には文字の大きなクリスティー文庫がおすすめです。

メアリ・ウエストマコットの残りの著書は、以下のとおり。
春にして君を離れ(Absent in the Spring)」と同様にすべて推理小説ではない。

「愛の旋律」(Giant's Bread,1930)
「未完の肖像」(Unfinished Portrait,1934)
「暗い抱擁」(The Rose and the Yew Tree,1947)
「娘は娘」(A Daughter's a Daughter,1952)
「愛の重さ」(The Burden,1956)

5冊を読破しようと「暗い抱擁」「愛の重さ」を入手し、今日から2冊目を読み始めています。
すでに読んだ方からの読後コメントを期待しています。


ヒトと愛猫の生活情報誌「ねこのきもち」



コメント一覧

私も真似してトラックバックさせていただいたのですが,
初めてで失敗してしまいました.
もしそちらから削除可能であれば
消していただけませんか?
続きのレビューとても楽しみにしています.

  • ケイさん
  • 2005/12/01 10:20 PM

Alisさん,こんにちは。さっそく覘かせていただいております。
アガサ・クリスティが別名で推理小説以外の本を出していることは知っていましたが「春にして君を離れ」以外はまだ読んだことがありません。この情報を参考にさせていただきますね。ありがとうございます。ところで,アガサ・クリスティ自身もナゾの多い生涯を送っていたらしいのです。
英語の勉強をしておりまして以下を読みました。もっと詳しい本が日本語で出ているかもしれませんね。ご存知でしたら教えて下さい。Agatha Christie: Woman of Mystery, Level 2 (Oxford Bookworms Library)
John Escott
Oxford Univ Pr (Sd)
価格: ¥708
また覘かせていただきますね

  • ケイさん
  • 2005/11/30 12:52 PM

うわー、この情報知りませんでした。推理小説大好きなんです。アガサは謎が多く、こういうこともやっていたんですね。今度本屋さんでチェックして見ます。

  • 夢子さん
  • 2005/11/20 1:40 PM
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「春にして君を離れ」×「愛の重さ」×「娘は娘」 「暗い抱擁」×「愛の旋律」×「未完の肖像」 …☆WARNING☆警告☆… あなたのレゾンデートルが破壊されるおそれがあります。 読書の際は、十分ご注意ください!!! というわけで、アガサ・クリスティー著「愛のシ
  • パペット・モーテル。
  • 2006/09/14 6:06 PM
John Escott Oxford Univ Pr (Sd) 価格: ?708 ☆☆☆☆★ アガサクリスティ,説明するまでもなく著名な推理小説家 この本はアガサクリスティ自身の ミステリアスな人生が描かれている 単語数が限られた英語で書かれており, 巻末には英英辞典も載っている
  • ケイ
  • 2005/12/01 10:08 PM
Agatha Christie: Woman of Mystery, Level 2 (Oxford Bookworms Library)
  • ケイ
  • 2005/12/01 10:03 PM
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